グループ全社の取組にも対応いただける産業医をご紹介
- 業種：
- 製造業
- エリア：
- 関東／埼玉県
- 従業員数：
- 約50名
＜企業情報＞
今回、匿名での掲載を条件にインタビューにご対応いただきました。事業場としては従業員数50名未満ながら産業医サポートサービスをご利用いただいています。その運営状況などについてお話を伺ってきました。また、逆質問をいただき産業医の活用方法についても回答させていただきました。
―― 産業医の見直しを検討しているタイミングに、渡りに船の提案をしてもらった。
本日はよろしくお願いします。まずは弊社サービスご利用の経緯からお話をお伺いさせていただけますでしょうか。
ご担当者様：
ちょうど当社で産業医の見直しを検討していたタイミングで、求人ジャーナルからのサービス提案のご連絡をいただきました。以前の先生とはかなり長い期間ご対応をいただいていたのですが、とてもお忙しい先生でいらっしゃったので、何かご対応いただきたいものがあれば病院まで産業医を訪ねて行かなくてはなりませんでした。また、直接お話をする機会もなかなか作ることが出来ずに病院の受付の方を介して伝言ゲームのような状況が生じてしまうこともありました。
いざ産業医の見直しを検討するといっても、自社ではどのように産業医を探せば良いのかもわからず為す術がなかったのですが、産業医サポートの内容をお伺いしたところ、複数の先生をご提示いただき自社で希望の先生を選出できるとのお話があったので候補者のご紹介を依頼しました。当初は事業場の地理的にも事業場まで訪問してくれる産業医なんて見つかるのだろうかという気持ちもあったのですが、依頼後すぐに複数の候補者を提示していただき不安は払拭されました。
またコストの面でも前任の先生と大きく変わらなかったことが前向きに検討する材料となりました。求人ジャーナルが間に入ることで高いマージンが発生するということがあれば導入のハードルが高かったですが、そんなことはなく前向きに検討することが出来ました。
ご紹介した産業医のご印象はいかがでしょう？
ご担当者様：
若くてとても気さくに話をしてくださる産業医ですね。雑談への対応や、産業医からの情報共有もしていただいたり良い関係が保てていると感じています。訪問に際しての服装についても、産業医から丁寧にご確認をいただきました。普段着で構わない旨を回答させていただき、現在はポロシャツ・スニーカーでご訪問いただいています。契約後、産業医の訪問が開始してからも苦労したという点も特にはないですね。こちらとしても、とても対応しやすい産業医をご紹介いただきました。
―― グループ本社からの監査にも対応できる体制を構築することができた。
御社事業場では従業員数50名未満で産業医選任義務はない状況です。その中で、以前から産業医選任を行われていたのですね。
ご担当者様：
当社グループでは、本社から各事業場に対しての厳しい管理指導があります。従業員数によらずに事業場で産業医を契約していることが前提の運用となっており、本社宛に産業医に関わる書類の提出を求められることもあるため、以前から産業医選任を行っていました。ただ先ほどお話した通り、以前は産業医と連絡をとることが難しい状況があったので本社への回答に困るケースも生じていました。今回産業医に事業場を訪問してもらえるようになったので、問題なく対応できるようになりました。
また、たまたまですが求人ジャーナルと産業医契約を済ませた後に、本社より全社で各事業場の産業医との契約書内容の確認を行うとの指示があり、産業医に関わる契約書の提出が必要になりました。求人ジャーナルとは明確な契約書が締結されていたので問題なく契約書提出を行うことが出来ました。医師個人との産業医契約では契約書面が不明瞭なこともあると思うので、状況によっては本社から大目玉。。。状況改善に追われるなんて状況になっていたかもしれません。この点ついても産業医サポートを利用してよかったと感じた部分となります。
今回ご紹介した産業医は精神科がご専門となります。メンタルヘルス面の対応状況はいかがでしょうか？
ご担当者様：
ストレスチェックについて、当社ではグループ本社が統括し全社対応となっているため各事業場での対応は発生していません。これまで事業場内でメンタルヘルス不調者が発生したこともありませんでした。ただ、産業医に健康診断結果の就業判定を行っていただいた際に、自己申告欄に「イライラする」との記載がある個人結果があり産業医にピックアップしてもらいました。先生もご専門の分野という事で気にして下さり、フォローの指示をいただくことが出来ました。
実際の体調不良や病気が発生する前に、予防の対応を進めることが産業医の役割になります。是非今後も活用していただきたいです。
ご担当者様：
今後より社内での産業医の周知を進め、状況次第では契約時間を増やす形で見直しをするかもしれません。産業医の活用について逆質問してもいいですか？
勿論です！！
―― 産業医の活用について、企業ご担当者からの逆質問
ご担当者様：
実際に産業医をもっと活用したいと考えた場合、どんな取組ができますか？
ひとつの例としてですが、産業医の訪問時間に余裕がある場合などは、従業員との産業医面談のセッティングをお勧めしています。体調不良や相談したいという要望のお申し出がない従業員の方でも産業医が面会することが可能です。産業医面談を組むことで、会社には伝えられない「実は…」というご相談を産業医にいただくケースがあります。そういったケースも含め、産業医に話を聞いてもらうこと/カウンセリング自体がストレスの発散に繋がることもあります。企業様によっては、1年間かけて全従業員面談の取組を進めていらっしゃるところもあります。産業医面談を組むことの利点のひとつとして、従業員の方に会社の産業医を知ってもらう、接点をつくれるというのも大きなポイントとなります。従業員の方がいざ仕事でストレスや不安を感じた際に、「うちの会社に産業医がいたな」と思い出していただき、早期の相談をいただくことに繋げることができます。従業員全員面談の実施に際しては、お忙しい方を無理に面談に呼び出すようなこと（産業医面談自体がストレスになってしまうような進め方）は避けるよう配慮が必要ですが、取組む価値のある運用だと考えています。
ご担当者様：
従業員から産業医への相談ですが、仕事以外の家庭のことや子供のことなどプライベートの相談は受付対象外ですよね？
ご相談可能ですよ！実際にメンタルヘルス不調になる理由としても、プライベート起因のものが多い状況があります。原因がプライベートにあったとしても、勤怠の乱れや勤務中の状況に影響が出ていれば、企業が安全配慮義務を果たす必要のある範囲となります。産業医への相談に繋げて頂き、必要な対応についてアドバイスをもらうことができます。最近は、高齢の両親等の介護をしながら勤務される方も増えてきました。自身のおかれている状況についての不安などを相談出来る環境であれば、従業員の方ご本人にとっても安心して働ける職場にならないでしょうか。是非、産業医へのご相談を活用いただければと考えています。
ご担当者様：
そういった面談対応をしていただいた結果というのは会社側でも把握できるのですか？診断書のように有料で記録作成をいただくのでしょうか？
産業医には守秘義務があるので、従業員の方との面談内容のすべての情報をお伝えするという対応は行いません。ただし、就業上の配慮が必要な場合などは面談者本人の同意を得た上で、企業に産業医としての意見をフィードバックします。その際は、意見書というフォーマットを利用いただくことになります。こちらの対応について、弊社では基本料金内（追加費用なし）での対応が可能です。産業医は主治医の医師とは立場が異なります。産業医は治療（診療行為）は行いません、産業医は職場の健康管理や職場環境の改善についてアドバイスを行う顧問の役割となります。企業と従業員の間に入り、企業での改善対応が必要な場合はしっかりと対応が必要な状況について意見を述べていただきます。
―― インフルエンザ予防接種の対応先もご紹介
ご担当者様：
先日ご相談したインフルエンザ予防接種の件もご対応いただける先生をご紹介いただき助かりました。実は前任の産業医にインフルエンザ予防接種も依頼していたのですが、昨年実施を断られてしまって。。。ご対応いただける医療機関を探していたのですが、当社事業場まで出張対応してもらう承諾が得られず、医療機関まで従業員に出向いてもらうのも負担をかけるので対応に苦慮していました。業務管轄が異なるとわかっていながら、産業医サービスを行っている求人ジャーナルにダメ元でご相談したところ、ご登録者の中から近隣の先生をご紹介いただきすぐに出張対応いただけるようになったのは驚きました！
お力になれてよかったです！以前から産業医契約でお世話になっている先生のご勤務先で快諾をいただけてよかったです。正直、インフルエンザ予防接種は弊社で行うわけにはいきませんのでビジネス的には全く実入りがないのですが（笑）、産業医ご契約企業様が抱える課題に関しては、契約後サポートにてできる限りの対応を進めさせていただきます。今後ともお困りのことがございましたら、いつでもご連絡ください！
求人ジャーナル産業医サポートでは、お問合せいただいた企業様のご状況・ご要望を丁寧にヒアリングさせて頂いた上で、産業医の紹介ならびに運用に関するサポート業務をご提供させていただいております。
初めての産業医導入から、産業医交代、健康管理体制の見直し等へのご要望まで、ご満足いただけるサービスをご用意いたします。
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